FIREなんてつまらない?早期リタイアを目指して結局後悔する理由
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
FIREに対して否定的な立場の記事です。
よく見たらホリエモンと山崎元氏の二人ではないですか。
なんとなく読む前から分かるような気がしますが、一応記事の中身を見ていきましょう。
あなたはなぜFIREを目指すのか?
まず、記事の前にFIREを目指している人たちへの質問です。
「あなたはなぜFIREを目指すのですか?」
この質問に明確な回答を持っている人はどれだけいるでしょうか?
おそらく大半の人の回答は以下の指摘が当たっていると思います。
そこまでしてFIREをしたいのだろうか。つまり、そんなに仕事がつまらないのだろうか。いまの仕事が楽しければ、FIREなんて目指さないだろう。FIREのためにコツコツがんばっている人の多くは「とりあえずいまの仕事を早く辞めたい」と思っているのである。
私自身もそうです。
「FIREして何かしたい」という積極的理由というより「仕事から逃れたい」という消極的理由のほうが強いです。
もしFIREしてやりたいことがあるという人ならば以下の指摘に対する答えはあるでしょうか?
本当にやりたいことがあるのならいますぐやればいい。本当にやりたいことならば、趣味であれ副業であれ、なんらかの形でいますぐやれる。
「やりたいこと」はどうしてもFIRE後でなければできないことなのでしょうか?
もしかしたら就業していても可能なことがあるかもしれません。
実際に実行可能なのであれば、FIREを目指したところで達成できないでしょう。
単に行動力の無さが原因なわけで、こういうタイプの人は何をやってもうまくいきません。
FIREなんて目指さない方が良い?
ホリエモンは記事の中で次のように語っています。
人はつまらない仕事をするために生まれてきたのではない。辛い労働に耐えるために生まれてきたのでもない。幸せな生き方とは「早期リタイアなんて御免だ!」と言える生き方だ。
はたして本当にそうでしょうか?
すべての人が労働に幸福感を感じられるわけではないでしょう。
最低限度の労働のみで暮らしていけるなら、それは十分幸せなはず。
何と言っても仕事から来る余計なストレスを感じなくなるのですから。
一方、山崎元氏は次のように語っています。
しかし、計画どおりFIREの資金ができたころに、「稼げない人間」「つまらない人間」になっている可能性が大いにある。
慎ましい暮らしをすることの喩えで「爪に火をともす」という言葉がある。FIREを目指すために、爪に火(FIRE)を灯すような生活をすると、人間としてつまらなく、そして小さくまとまってしまう危険性が大いにあるのではないか。
この指摘も確かに正しいと言えます。
おそらくFIREしたら元の職場には戻れない、元のレベルの業務はできないでしょう。
世の中はすごいスピードで変化していますから、数年後は全く別物になっている可能性もあります。
AIにとって代わられ、そもそも人間は必要なくなっているかもしれません。
また、人間として小さくまとまってしまうのではないかとも指摘しています。
節約生活が基本となりますから、おのずと小さくまとまっていくことになるでしょう。
しかし、それが何か?としか思わないです。
小さくまとまっても別にいいではないかと。
支出が少なく済む暮らしができるのであれば、物価高の時代には適しているのでは?
要するに、ホリエモンも山崎元氏もビジネスの世界では成功者の部類に入る人たちです。
ビジネス寄りの人たちですから、FIREなんてありえない。
おそらく生涯現役を貫きたい人たちだと思います。
そんな人たちにはFIREしたい人たちの気持ちなど理解できるはずもありません。
結論、自分がFIREしたいと思えば目指せばよい、それだけなのです。
ただしこれからはFIREのハードルは上がるはず
ただしこれからの時代、FIREはラクではないように思います。
なぜなら物価上昇局面に入ったからです。
事実、アメリカではFIREブームが下火になってきたようです。
FIREは投資で利益を上げて、その利益で暮らしていくということになっています。
しかし物価高に伴い利益を増やさなければならず、結果として再就職している人が増えているとの情報もあります。
私自身もFIRE(セミリタイア)をすべく資産を築いていますが、目標額を修正し、もっと稼いでからにしようと考えました。
FIREしたい気持ちはやまやまですが、現実も見る必要があります。
将来受け取る年金も期待できそうにないだけに、万全の準備をして会社を退職したいと考えています。
まとめ
以上『FIREなんてつまらない?早期リタイアを目指して結局後悔する理由』でした。
いかがでしたか?
FIREは仕事人間には受け入れられません。
そして仕事人間ではない一般大衆にも受け入れられない少数派の考え方であることは肝に銘じておくべきです。
おそらく今後も早期リタイアする人は好奇の目で見られることでしょう。
しかし自分のやりたいことが明確であれば、そんなのは関係ありません。
周囲など気にせず自分のやりたいことに邁進すればいいだけのことなのです。
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