「貯金が少ない人の家は、たいてい散らかっている」のウソとホント
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
出ました、FPさんの本をベースにした記事です。
あるあるのような話ですが、個人的に気になったので取り上げました。
お金を貯めている人は部屋が片付いている?
まずは私の気になった一節から。
FPとして独立して20年超の間、私はさまざまなお宅を訪問して、家計相談を受けてきました。
そこで確信したのは、「お金を貯めている人は部屋が片付いている」という点です。
これ、お金の貯まらない人は信じるかもしれませんが、ウソですよね。
なぜなら、私が20代の頃の部屋はものすごーく散らかっていたからです。
足の踏み場もないとはまさにこのこと。
今思えば本当にひどい部屋に住んでいました。
しかし、そんな当時から1年で100万円以上貯めることはできていました。
原因は新聞と雑誌を整頓できなかったことです。
毎日のように増えていき、狭いワンルームではどうすることもできなくなっていました。
それでも気にすることなく生活していたのは、ある意味すごいことです。
よくあの部屋で生活できていたなと我ながら思います。
部屋をきれいにして私の貯金に起こった変化
一念発起してちゃんと部屋をきれいにしようと思ったのは41歳の頃です。
だいぶ遅い。。
部屋にあった余計なものを処分し、新聞の購読をやめ、雑誌の定期購読もやめました。
さらにその他サービスも見直し、がん保険をやめ、スポーツジムも辞めました。
その結果、私の貯金は劇的に増えることとなりました。
気づけば年間300万円以上貯まるようになっていました。
40代に入ってからの6年間で2000万円を貯めました。
そして、ついに昨年11月5000万円突破に至ったのです。
よって「お金を貯めている人は部屋が片付いている」というのは、あながちハズレでもないのでしょう。
なぜ昔は部屋が散らかっていたのに貯金できていたのか?
それは単に消費支出が少なかったことが原因として挙げられます。
そもそも、私は新卒当時から1年間で100万円貯めるのを目標に貯金していました。
20年以上の新卒の頃から「先取り貯金」を実行し、毎月5万円とボーナス月20万円×2回で合計100万円貯金していたのです。
先取り貯金は当時の私の口座を作った銀行では窓口でなければお金を下ろせませんでした。
しかし私の口座を作った支店は実家のほうで、一人暮らしをしていた場所ではありません。
よって、お金を下ろすには数時間かけて自動車移動しなければならず、半ば強制的に下ろせない状況を作り上げたのでした。
結果的にどんどんお金は貯まっていったのでした。
部屋を片付けるとお金が貯まるのはなぜか?
実際のところ、部屋のきれい・汚いで貯金があるかないかは正直分かりません。
統計的なデータもありませんから、根拠も不十分です。
ただ、傾向としては部屋がきれいな人のほうに貯金の多い人がいそうな気がするのは事実です。
私自身も部屋をきれいにしてから貯金額がグッと増えましたから。
今回の記事の最後には、部屋を片付けるとお金が貯まるのはなぜかの考察が書いてあります。
モノ自体が減りますので、一つ一つの存在が大きくなり、今の自分に本当に必要なモノ、好きなモノを意識するようになります。そうなれば、漫然と買い物することがなくなり、無駄遣いも減少。それが自然と節約となって、お金が貯まり始めるといったしくみなのです。
これ、全くそのとおりです。
部屋のモノを処分することで自分にとって本当に必要なものが分かるので、無駄遣いが減少します。
貯金のために節約をしようとする人が多いのですが、そもそもモノを買わなければよいだけの話に気づけるかどうかなのです。
これに気づければお金が貯まりますし、投資へ回せる資金も増えます。
支出の見直しで困っているなら、まずは身の回りの不用品を処分することから始めると良いでしょう。
まとめ
以上『「貯金が少ない人の家は、たいてい散らかっている」のウソとホント』でした。
いかがでしたか?
私は以前よりお金を貯めたいなら節約より断捨離を推奨しています。
自分にとって本当に必要なモノを見極めることは支出削減に役立つと経験したからです。
そして部屋をきれいにしたことで生まれ変わったかのような暮らしになりました。
結局、汚い部屋よりきれいな部屋の方がいろいろな面で良いということが身に染みて分かった次第です。
以下関連記事です。
支出を削減するために断捨離を推奨する理由です。
支出を減らして投資に回せば「億り人」が見えてきます。
さらに支出を減らしたいという人はいろいろな節約術を試してみるとよいのではないでしょうか。