「快適な老後」に必要なお金は1.9億円、老後不安高まる米国。日本は?

「快適な老後」に必要なお金は1.9億円、老後不安高まる米国。日本は?

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

老後の生活に不安を抱えているのはアメリカも同じのようです。

ただし必要な老後資金が日本とは桁違い。

気になる記事の中身を早速見ていきましょう。

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米国で必要な老後資金は1.9億円

アメリカで今年行われたアンケート結果によると、「快適な老後を過ごすため」には老後資金として平均1億9千万円が必要と回答していたことが分かりました。

平均ですから多い人から少ない人までさまざまでしょう。

それでも日本人の多くが考える老後資金であろう2000万円と比較すると文字通り桁違いです。

また退職予定の年齢についてもアンケートしており、平均64・0歳で前年の調査より1・4歳上昇したことも分かりました。

前年の調査より1.4歳上昇した理由は以下の引用から分かります。

回答者のうち、退職を遅らせる理由について「生活コストの増加」を挙げる人が45%にのぼり、インフレの影響がうかがえる。同社は「インフレ率の上昇と金融市場の変動が大きな要因となり、多くの人にとって先行き不透明な時期」になっていると分析している。

インフレはアメリカでも影響を与えているようです。

アメリカは大変ですね。

ちなみに、このわずかなアンケート結果を見る限り、景気は後退し、回復するには時間がかかるのではないかと感じてしまいました。

厚切りジェイソンも似たようなことを言っていた

この記事を読んだときに思い出したのは厚切りジェイソンです。

当ブログでは記事にしませんでしたが、厚切りジェイソンが何かのイベントに出たとき、老後資金問題に言及していました。

日本の「老後資金2000万円問題」に対し「アメリカは1億円必要。日本はどれだけ過ごしやすいのか」との趣旨の発言をしていました。

標準的なアメリカの老後資金としては1億円は必要との見解なのでしょう。

やはりアメリカの人たちは何歳になろうと消費に意欲的なのかなと思いました。

不満はあるが年金や健康保険のありがたみを感じる

日本はなぜ老後資金は2000万円程度で十分なのか。

それは何と言っても日本の年金や健康保険でしょう。

例えば年金制度は廃止でもいいと言う人はいますが、だったら自力で老後資金を貯められるのかと問いたいです。

どうせ消費に回してしまい、老後に破綻するのは見え見えです。

国民皆保険であるが故に医療費もさほどかからずに済みますし、高額医療費制度も存在しています。

不満を抱いている人が多いものの、アメリカのように老後資金1億円も必要とならないのはこういった公的制度のおかげでもあります。

厚切りジェイソンが「どれだけ過ごしやすいのか」と発言するのも当然と言えます。

必要な老後資金は人による

では日本なら本当に老後資金は2000万円で足りるのでしょうか?

その答えは「人による」と答えざるを得ません。

老後は質素な暮らしを志向するならば多くの老後資金を用意する必要はないでしょう。

一方で旅行を楽しんだり、悠々自適に暮らしたり、老人ホームへの入居を検討したりとなれば、それなりの老後資金を用意しておく必要があるでしょう。

よってネットの記事で「〇〇万円必要」と書かれていてもそれを鵜呑みにするのではなく、自分に置き換えて考えることが重要です。

記事はどうしても多くの人を狙って書きますから、ピッタリ当てはまる人は少ないです。

「自分ならこう」と自分の頭で考え、計算することが大事なのです。

自分で考える習慣があれば、そもそも「老後資金2000万円問題」で大騒ぎすることはありません。

「老後資金2000万円問題」も平均を持ちだして作ったものですから、自分ならいくら使っていくら年金をもらえるからこうなる、とシミュレーションできるはずです。

お金を貯められない人はもっとお金のことを真剣に考える必要があるのではないでしょうか。

まとめ

以上『「快適な老後」に必要なお金は1.9億円、老後不安高まる米国。日本は?』でした。

いかがでしたか?

アメリカと比較すれば老後資金2000万円などたやすい目標と思えましたでしょうか?

2000万円さえ厳しいのであれば、これからの日本でも老後を生き抜くのは難しくなる可能性があります。

これまでと時代は変わっています。

老後のお金についてはもっと真剣に考えるべきでしょう。

以下関連記事です。

老後資金は5000万円必要と主張する記事です。

荻原博子は2000万円問題などすでに無いとよく分からないことを言っています。

老後資金を貯めたいからと言ってFXに手を出すのはいかがなものかと思います。

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