結局みんな積立投資をやめる理由。【継続するために注意すべきこと】

結局みんな積立投資をやめる理由。【継続するために注意すべきこと】

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はYoutubeで見かけたこちらの動画から。

先日当ブログで初めてご紹介した宋世羅(そん・せら)氏のYoutubeチャンネルの動画です。

投資初心者が積立投資をやめてしまう代表的な理由を3つ紹介しています。

私も同意する点があったので今回紹介することにしました。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ←こちらのクリックをお願いします。

積立投資が続かない理由を知る

宋氏は動画の冒頭で、ほとんどの人が積立投資を途中でやめてしまうと語っています。

20年・30年と積立投資を続けることは良いことですが、それができる人はほんの一握り。

当ブログでも積立投資は「継続することが一番大事」と語っていますが、宋氏も同様の見解です。

だからこそやめてしまうパターンを理解しておくことが重要だと語っています。

なぜ積立投資をやめてしまうかを理解することで、将来積立投資をやめないようにするということです。

積立投資を正しく理解することが大事だとは思いますが、人間は感情で動く生き物です。

マシーンの如く積立投資を継続できるようになるためには、一定の失敗パターンを知っておきましょう。

積立投資をやめる理由1.情勢や風潮の変化

一つ目は「情勢や風潮の変化」を挙げています。

現在は米国株投資が一つのブームのようになっており、米国株の投資信託を積立投資するのが必勝パターンのように言われています。

私も米国株に乗っかったタイプです。

しかし、昨今の米国の状況を見る限り、景気が低迷しそうです。

10年後にも米国中心で投資をしたほうがよいとはなっておらず、例えば中国中心のほうがよいとか、さらなる新興国中心がよいという風に世の中の風潮が変化している可能性があります。

そうなると米国株の積立をやめて他に乗り換えるといった動きを取る人が増えることになります。

ここでやめてしまうので、積立投資のメリットがなくなってしまいます。

自分が少数派になろうとも継続できるかどうかが重要です。

あとは両方やるなんて手もあるのではないでしょうか。

また、リーマンショックのような大暴落が起きることも想定しておく必要があります。

大暴落が起きたとき、「もはや株価は回復しないのではないか」と絶望に陥るかもしれません。

しかし長期の積立投資です。

その後の株価回復を期待して、大暴落後の株価低迷時期でもひたすら積立投資を継続するのだと腹をくくっておかなければいけません。

準備が足りないと、その場その場の感情に流されてしまい、結局積立投資をやめることになります。

積立投資をやめる理由2.期待感が大きすぎる

積立投資をやめる二つ目の理由は「期待感が大きすぎる」ことです。

これが今回私がこの動画を紹介する決定を下した理由でもあります。

世の中の人がつみたてNISAを活用して積立投資を始める際、やたら期待感が大きすぎるのではないかと思っていました。

期待して投資を始めてみたものの株価は下がり、含み損を抱えてしまった。

結局期待とは異なる結果になってしまったので、始めて間もない積立投資をあっさりやめてしまうのではないでしょうか。

「投資で儲けたい」という気持ちは理解できますが、所詮は年間上限40万円程度の積立投資です。

毎月毎月豪遊できるような利益が出るはずもありません。

20年かけてようやく100万円超の利益が出る程度だと理解していれば、過度な期待を抱かないのでは?

私の場合は資産を増やしたいという気持ちはありつつも、つみたてNISAを始めるに至った理由の一つは「積立投資で資産が増えるかの壮大な実験」です。

最悪なくなってもよい金額を投資することで、これから積立投資を始めたいと考えている人たちにリアルな積立投資の姿を伝えたいという想いがありました。

ですので、積立投資で儲けてやろうという期待感は極めて薄かったと言えます。

積立投資をやめる理由3.目的への紐づけが乏しい

そして積立投資をやめる三つ目の理由は「目的への紐づけ」です。

これ、何気に重要です。

あなたは積立投資を何のためにやっていますか?

「投資したほうがいい」という風潮に流されて、なんとなく始めていませんか?

目的なき投資は、特に長期の積立投資の場合、継続できるはずがありません。

なぜなら何のための投資、何の目的で使用するお金なのか分からなければ継続する理由もないからです。

「老後資金のため」とか「20年後の資産形成のため」とか何かしらの理由がなければ20年もの長期に渡り積立投資を継続することなどできません。

宋氏は将来の生活のコアな部分と紐づけたほうが良いのではないかと提案しています。

そうしないと、20年も経てば趣味・嗜好が変わり「何のために積立投資をしているのか?」と目的を見失う可能性があるからです。

まとめ

以上『結局みんな積立投資をやめる理由。【継続するために注意すべきこと】』でした。

いかがでしたか?

トークは時々ウケ狙いで可笑しいことを言ってますが、中身は本物です。

核心をついていると思いました。

積立投資が続かない本当の理由は「始めるときのあらゆる意味での準備が不十分」ではないかと思いました。

以下関連記事です。

とにかく積立投資はやめずに続けることが重要です。

億り人・上岡正明氏は初心者に「つみたてNISA」を勧めています。

株価が下がっても平然と積立投資を継続できるのには理由があります。

スポンサーリンク