【誰でもできる】30歳で1億円を築いてFIRE達成した5つのステップ

【誰でもできる】30歳で1億円を築いてFIRE達成した5つのステップ

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

2024年に「ビジネス・インサイダー」に掲載されたFIREの記事です。

よく見ると、記事を書いた人はグラント・サバティエ氏。

この人は、2019年にFIRE本を出版し、日本でも翻訳され発売されています。

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この本を見たことのある人はいるかもしれません。

そんなサバティエ氏が「誰でも再現できる」FIRE達成の5つのステップを紹介しています。

どのような方法なのか、早速見ていきましょう。

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ステップ1 予想される年間支出の25年分以上を貯蓄する

まず1つめのステップは「予想される年間支出の25年分以上を貯蓄する」です。

他の早期退職者は30年分以上を貯めている。何年分がいいかはあなた次第だ。私自身は25年分で充分安心しているが、その理由にはバッファとして追加で1年分の生活費を現金で持っていること、複数の副収入源があること、いざというときにお金を稼ぐために使えるスキルを備えていることなどがある。

これは「4%ルール」のベースでしょうかね。

年間支出の25年分を貯蓄するのですが、いきなりとてつもなく高いハードルが提示されました(苦笑)。

筆者のサバティエ氏は5年で125万ドルの資産を築いています。

日本円なら1億円以上。

単純計算で1年につき2000万円以上の資産増加です。

どうすればよいのでしょうか?

まず、このお金の稼ぎ方を書いてほしかった。

なぜ書いていないかと言うと、「ビジネス・インサイダー」の他の記事に書いてありました。

サバティエ氏は本業のデジタルマーケティング職に加え、次の副業をやっていました。

・ウェブサイトの構築
・ドメイン名の売買
・ペットシッター
・コンサートチケットの販売
・ビンテージの小型バイクの売買

シンプルに副業が多すぎます(笑)

ただ、副業の結果として、年収は軽く1000万円を超えたようです。

そして次のような言葉を残しています。

「もし、経済的自立をできるだけ早く達成したいなら、副業のレベルを上げる必要がある」

実績の残した人の言葉は重いです。

本業より副業で稼いでいたのだと容易に想像できます。

それにしても、どれだけの時間を投下したのでしょうか?

結果を残すには、相応の努力が必要ということなのでしょう。

ステップ2 投資の利益確定はできるだけ先延ばしにする

2つめのステップは「投資の利益確定はできるだけ先延ばしにする」です。

副業の収入や不労所得が毎月の支出の一部あるいは全部をカバーしているのであれば、リタイアに必要な資金は少なくて済むし、いっさい引き出すことなしに複利で成長させつづけることもできる。

ステップ1では副業について触れていましたが、ステップ2で投資について語られています。

これは私の推測になりますが、おそらくステップ1で本業と副業から収入を得て、その大半を投資に回していたのではないでしょうか。

そうでなければ1億円以上の資産を短期間で築くことは不可能と思われます。

そして「利益確定を先延ばしする」とは、投資で資産を増やす上では複利の力を借りるということなのでしょう。

記事からは投資手法までは分かりませんでしたが、独自で調査したところ、どうやらインデックス投資のようです。

VTIやS&P500指数連動のインデックスファンドに投資したようです。

あとは投資を開始したタイミングも良かったようです。

2010年ごろから開始したようで、リーマンショックからの回復期です。

良い波に乗れたのではないでしょうか。

圧倒的な入金力と幸運とも言える波が合わさり、短期間でのFIRE達成となったのでしょう。

ステップ3 リタイアする日が近づいてきたら、半年分の生活防衛資金を1年分に増やす

3つめのステップは「リタイアする日が近づいてきたら、半年分の生活防衛資金を1年分に増やす」です。

将来には何が起こるかわからないので、1年分の生活防衛資金を持っておけばいざというときに柔軟な対応ができる。突発的な支出のために資産を取り崩したり、市場がひどく落ち込んでいるタイミングで株を売却したりする必要がなくなる。

やはり、いざというときにモノを言うのはお金です。

生活防衛資金は多くあるに越したことは無いのでしょう。

ステップ4 運用益の引き出しを始めたら、たとえ市場が好調なときでも最小限の資金で生活する

4つめのステップは「運用益の引き出しを始めたら、たとえ市場が好調なときでも最小限の資金で生活する」です。

たとえば、株式市場が過去1年間で23%上昇しているときにも運用益の3%しか引き出さないでおけば、その後も20%の運用益を複利で増やしつづけられる。これにより、長期的には生活に必要な額をはるかに上回る余剰資金が生まれ、将来的に引き出せる資金が増える。

これは運用面というより、支出面からの目線の話かと思いました。

要するに、調子が良いからと言って支出を増やすなよ、と。

FIREの失敗事例として、支出を増やしてしまったことが事例の1パターンとして挙げられます。

自由な時間が増加しますから、何かしらの消費行動に走ってしまうのでしょう。

好調時こそ油断せず、気を引き締めなければいけません。

ステップ5 投資の元本は維持しよう。資産成長の大部分がそこから生じるからだ

最後のステップは「投資の元本は維持しよう。資産成長の大部分がそこから生じるからだ」です。

いわゆる「4%ルール」を世に知らしめた論文「トリニティスタディ」は、運用益と元本の両方を引き出すことを前提にしているが、すべての元本および運用益の大部分を切り崩さずにいれば、30年分を充分に超える生活費が貯まる可能性は飛躍的に高まる。

筆者は大胆な副業で収入を大きく増やしつつも、支出に関しては非常に慎重な考えを持っているようです。

元本の取り崩しは私も個人的には反対でした。

なぜなら、元本を維持してこそFIRE生活は長く継続できると考えていたからです。

元本さえ保っていれば、やり直すことも容易です。

まとめ

以上『【誰でもできる】30歳で1億円を築いてFIRE達成した5つのステップ』でした。

いかがでしたか?

最後にまとめです。

【誰でもできる】30歳で1億円を築いてFIRE達成した5つのステップ

1.予想される年間支出の25年分以上を貯蓄する

2.投資の利益確定はできるだけ先延ばしにする

3.リタイアする日が近づいてきたら、半年分の生活防衛資金を1年分に増やす

4.運用益の引き出しを始めたら、たとえ市場が好調なときでも最小限の資金で生活する

5.投資の元本は維持しよう。資産成長の大部分がそこから生じるからだ

それにしても「誰でも再現できる」との謳い文句でしたが、導入のステップ1のハードルが高すぎて、さすがに5年では無理でしょう。

「5年」という条件を除けば、確かに資産さえ貯められれば「誰でも再現できる」と言えそうです。

あと、FIREはフルFIREではなくサイドFIREを前提として目指したほうが良いのではないかと思いました。

資産を長期に渡り維持し続けることを最優先に考えた場合、何も労働せず投資益のみに頼るのは、よほどの資金力が無い限り難しいのではないかと思いました。

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