マネー本100冊解説して考えた投資の王道と取るべき戦略の結論
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はYoutubeで見かけたこちらの動画から。
「聞いてわかる投資本要約チャンネル」の動画です。
このチャンネルを運営するタザキ氏はその後もお金の本を読み続け、200冊を読んで本を出版しています。
そのエッセンスは今回の動画にも凝縮されています。
まさに投資の最適解がここにあると言っても過言ではありません。
未来の予測は不可能である
そもそも「投資」とは、元本を守りながら適正な収益を得る行動のことを指します。
ギャンブルのような愚かな「投機」とは異なります。
投資をする上で必ず理解しておかなければいけないことといえば「未来の予測は不可能である」ことです。
現代においては投資にまつわる情報をあらゆるチャネルから手に入れることができるようになりました。
しかし、未来を当てることは誰にもできません。
それはたとえ投資のプロであってもです。
エコノミストらが"予言者"になろうと思えば、25の予測を立て、その中から本当になったものだけを後から話せばよいのです。
またテレビや雑誌の情報は表に出てきた時点ですでに古くなっています。
いろいろなソースで情報収集するのは悪いことではありません。
しかし未来を当てようと思わないようにしなければいけません。
最も推奨される「王道の投資」は退屈なもの
理論上の最も王道な投資といえば「長期・分散・積立投資」です。
株式の価格は長期で見れば上昇し続けています。
ドルコスト平均法を利用すれば時間を分散でき、買い付け価格を低く抑えることができます。
投資の対象を株式や債券などに分散することでリスクを下げることができます。
これらの投資を実現するために登場するのが「投資信託」です。
投資信託には「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の大きく二種類が存在します。
インデックスファンドは、日経平均株価やTOPIXといった指数に連動するように設計された投資信託です。
一方、アクティブファンドは指数を上回る、または指数に捉われずにリターンの獲得を目指す投資信託です。
アクティブファンドはプロが動くがゆえに手数料が高めに設定されています。
長期で見れば株価は上昇し続けていることを考慮すると、インデックスファンドを購入し続け、市場の効率性に黙って乗っかる「インデックス投資」が最も王道の投資となります。
そして、とにかく「低コスト」で「複利」で「長期」でインデックス投資を運用し続けるのが良いと語られています。
もしあなたが積極的に利益を取りに行こうとするのではなく、できるだけ損失を小さく抑えたいのであれば、インデックス投資が望ましいと言えます。
コアとサテライトを意識する
王道の投資は長期・分散・積立のインデックス投資であることが分かりました。
このインデックス投資は理論上正しいのですが、ときに市場は別の顔を見せ、常に効率的とは限りません。
また、インデックス投資は「ほったらかし」でもおこなえるため、人によっては退屈と感じるかもしれません。
そこで出てくる考え方が「コアとサテライト」です。
実は投資の大ベストセラー『ウォール街のランダム・ウォーカー』と『敗者のゲーム』の両著者は共にインデックス投資だけでなく、個別株投資もおこなっているという事実があります。
資産の大半はインデックス投資をおこない、その上で自信のたる銘柄を加えていくという手法なのです。
まず長期・分散・積立のインデックス投資を「コア(核)」に据えます。
そして少資産をコアの周辺を回る「サテライト(衛星)」として別の商品に投資するのです。
仮にサテライト投資で失敗してもコア投資があればカバーできます。
サテライト投資が成功すれば、資産はさらに増加します。
あとはコアとサテライトの資産の比率にだけ注意すれば、十分な成果が得られるのではないでしょうか。
まとめ
以上『マネー本100冊解説して考えた投資の王道と取るべき戦略の結論』でした。
いかがでしたか?
投資手法として行きつく先は長期・分散・積立投資です。
これは今後の変わらないと思います。
もし自分なりの個性を出したいのであれば、サテライトで小資金を投じていくとよいでしょう。
それにしても、自分で本を100冊、200冊と読まずとも、これだけの知識を得られるとは非常にありがたい限りです。
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