FIREしたボクから伝えたいこと「FIREなんて辞めておけ!」
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
不動産投資の「楽待」に掲載されたFIREに関する記事です。
「億トレ大家」という方の書いたFIREに関する記事ですが、FIREの現実を描かれていてなかなか興味深いです。
悠々自適なFIRE生活を期待している人にとっては残念な内容となっている可能性が高いです。
では早速記事の中身を見ていきましょう。
FIRE後は絶望的な虚無感が襲い続ける
「億トレ大家」という方は、新卒で入社した会社を2年でFIREしたそうです。
いや、正確に言うと「FIREされた」ようです。
クビになった、という意味ですね。
その後、フリーで働きつつ不動産投資で大きな資産を築きました。
大きな資産を築き、人生が安全圏に入ったと思うようになってから異変が襲いました。
原因は「虚無感」です。
万全な状態でFIREするが故に、ストレスが不足して半永久的な無気力、鬱状態が続いたのです。
FIREに対して憧れを抱く人は多いと思われます。
しかし、一方で「FIRE卒業」する人たちがいることも見逃せません。
せっかくFIREしたのに、再び会社に就職する選択をする人たちがいました。
彼らもまた虚無感に襲われ、刺激を求めて会社に戻ったのかもしれません。
FIREはゴールではない
私は「FIRE達成」という表現が良くないと考えています。
なぜなら「FIRE達成」とは会社を辞めただけの話であり、何も成し遂げていないからです。
FIREとは新たな生活の始まりであり、ゴールではありません。
しかし、「FIRE達成」という表現があたかもゴールであるかのような錯覚を引き起こしているように思います。
若くしてFIREしたいと言うのであれば、残りの人生のほうが長くなるはずです。
長い人生だからこそ、FIRE後に「何をしたいのか?」が重要なのです。
やることがなく刺激のないFIRE生活を送るから退屈を極め、虚無感に襲われるのです。
当ブログでは常に「FIRE後にやりたいことを見つけておけ」と繰り返し述べています。
FIREはやりたいことを実現するための手段であって、FIRE自体が目的ではないことを肝に銘じておくべきです。
FIRE後に無限に続く虚無と戦うための3つのアドバイス
最後に「億トレ大家」氏からFIRE後に無限に続く虚無に対峙する方法をアドバイスしてもらいました。
以下の3つです。
1.自分の思い通りならないものを身近に置く
2.ストレスを与えてくれるものに感謝する
3.常に新しいことにチャレンジする
この3つを見て思うのは、「ノンストレスは実は決してプラスではない」ということです。
多少のストレスがあったほうが健全なのでしょう。
「自分の思い通りにならないもの」って確かに大事かもと思いました。
それにノンストレスに慣れすぎると、ストレス耐性が無くなって"キレるお年寄"みたいになっていくのでしょう。
とにかく新しい刺激を自ら与え続けないと、長いFIRE生活を乗り切るのは難しいのかもしれません。
まとめ
以上『FIREしたボクから伝えたいこと「FIREなんて辞めておけ!」』でした。
いかがでしたか?
FIREしている人から「辞めておけ」と言われると、FIREを目指している側としては何を思えばよいのでしょうか。
ただ「会社から逃げ出したい」という想いだけではFIREは上手くいかないという現実が待っています。
FIREで成功するには資産を貯めるだけではなく、FIRE後のプランが極めて重要と言えるのではないでしょうか。
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