『月5万円の年金だけで「5年・貯金200万円」達成した70歳ブロガー』について思うこと
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
年金で貯金を200万円貯めたという話です。
ちょっと思うところがあり記事にしました。
都内に暮らす女性らしい
まずはどんな人かをご紹介しておきます。
70歳の人気ブロガー紫苑さんは、現在ひとり暮らし。5年前から年金生活がスタートしたが、フリーのライターだったため、加入していたのは国民年金のみ。毎月の支給額はわずか5万円弱だ。
年金生活の前までは家賃13万円の都内の賃貸住宅に住んでいたが、家賃を払い続けることに不安を覚え、同じく都内の築40年以上の中古住宅を貯金で購入。年金の範囲内でやりくりする生活を始めた。
1か月の収支も紹介されていました。
■紫苑さんの1か月の収支大公開!(2021年10月)
<収入>
国民年金 49,456円<支出>
食費(米代、酒代含) 11,564円
外食費 1,500円
光熱費(水道代含) 7,392円
通信費 7,560円
医療費 600円
交通費 3,000円
雑 費 5,000円
合 計 36,616円余った12,840円は貯金!
なかなかすごい家計の収支に見えます。
単月で見ればの話です。
老後もお金を貯め込むのはいかがなものか
私が感じたのは、年金暮らしでもまだ貯金し続けるのか?という疑問です。
私はお金を使い切って死にたいというのが本音です。
一人暮らしですから資産を遺す人もいません。
しかし葬儀の費用や最終的な医療費などを考えれば、綺麗にゼロで死ぬことはできないと理解しています。
だからゼロで死ぬことはありませんが、現在の資産は極力使いたいと考えています。
考え方は人それぞれですからこれ以上他人のお金の使い方に対してケチをつけても仕方ありません。
多分現在の年金を受給している高齢者でも貯め込んで使わずにいる人はたくさんいるはずです。
そういう人たちには少しでも多くのお金を使ってもらいたいものです。
節約が楽しいと思える点は見習うべき人も多いはず
批判的なことを書きましたが、一方で記事を読んでみて見習うべき点も多いと思いました。
特に節約を「ゲームみたい」と楽しんでいる点です。
「食費をきっちり節約し始めたのは、コロナ禍がきっかけです。外食することもなくなったので、自炊でどこまで食費を抑えられるか、実験的に始めてみました。食費がどんどん減っていくことがゲームみたいに楽しくなって、今ではすっかり節約にハマっています」
食費が少ないのは年齢的に食が細くなってきているのも影響していると思います。
そして若い頃と比較して活動的でもなくなるでしょうから、おのずと支出は減ることになるでしょう。
それでも貯金できていない人はろくに節約できないのに、論点をずらして文句を言い過ぎているように感じます。
支出を削るという点においては今回の記事は参考になる点はあると思いました。
ただし固定資産税をはじめ、単月では見えないデータがたくさんあるのも事実で、批判が多いのも頷けます。
あと、若い人たちは将来もらえる年金がこのくらい少ないということも想定しておいたほうがいいでしょう。
厚生年金に加入していればもう少し多くもらえますので5万円はさすがに無いと思いますが、決して多くの金額をもらえるわけではないのは覚悟しておくべきです。
まとめ
以上『『月5万円の年金だけで「5年・貯金200万円」達成した70歳ブロガー』について思うこと』でした。
この記事についてどう捉えるかは人それぞれですが、私はお金を使える人には使ってもらいたいし、年金受給者に貯金を自慢してもらいたくなかったです。
老後の有意義なお金の使い方や暮らしぶりを紹介してもらいたかった。
以下関連記事です。
節約とは我慢することではなく無駄を排除することです。
SNSで話題になった節約術を紹介しています。
支出を減らす出発点は「断捨離」にあります。