「老後のため」に一生懸命お金を貯め続けた人の“残念な末路”

「老後のため」に一生懸命お金を貯め続けた人の“残念な末路”

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

年末に見かけた記事です。

あえて今年になってから紹介する理由は、私のお気に入り本『DIE WITH ZERO』の記事だからです。

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今回の動画は『40代からでもまだ間に合う!貯金がドンドン増える行動&習慣7選』です。40歳を超えて、貯金が少ないと感じている人は多いかもしれません。 しかし、諦めるのはまだ早いです。 私は6000万円を超える資産のうち、3000万円以上を40代の10年間で貯めることに成功しました。 そこで今回は今からでもまだ貯金を増やせる方法をご紹介していきます。 誰にでも取り組め、再現性もある方法です。 貯金が少ない、貯金が苦手という方はぜひ参考にしてみてください。
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「老後のため」に一生懸命お金を貯め続けた人の“残念な末路”

老後のためにお金を貯めることは悪いことではありません。

むしろ良いことであると私は考えています。

確実に訪れる長い老後に備え、十分な資金を貯める行為が悪いはずもありません。

将来を何も考えず、ただただ今を楽しむためだけに生き、老後に後悔する人たちがどれほど多いことか。

そんな無防備な人たちに比べれば、今を多少我慢しながらも老後を乗り切れる資金を作る人たちのほうが素晴らしいと思っています。

ただし、多くの資金を準備できたとして、それはそれで別問題が発生します。

それは「余剰な老後資金」と「衰える体力」です。

お金はあの世へ持って行けません。

私は独身で、資産を相続する子どももいません。

だから「使い切って死にたい」のが私の考えです。

しかし、お金があっても老後は今ほどの体力がありません。

だとしたら、老後に現在抱いている感覚と同じようなお金の使い方ができるのでしょうか?

例えば旅行で各地へ行く、アクティビティを体験することが可能でしょうか?

おそらく今より楽しむ能力が衰えていると考えられます。

同じ経験を積むにしてもタイミングが重要で、若いうちにお金を使って経験を積むほうが理にかなっているとも言えるのです。

老後に必ず後悔する「NGな時間の使い方」

だからこそ「お金」と同等に、いやそれ以上に「時間」が重要になります。

しかしながら多くの人はお金だけでなく時間も無駄遣いしています。

高齢者の抱く後悔の一つは「時間の使い方」です。

最大の後悔は、「勇気を出して、もっと自分に忠実に生きればよかった」でした。

「他人がこう思うから」「親がこう思うから」といった理由で自分の願望に制約を設けて生きていませんか?

誰かに用意された人生を生きると後悔を招きます。

2番目に多かったのは、「働きすぎなかったらよかった」でした。

特に男性に多い傾向があるようですが、仕事をあまりにも優先しすぎたことは死ぬ直前の後悔につながるようです。

失ったお金は取り戻すチャンスがありますが、過ぎ去った時間は取り戻せないのです。

「そこそこの稼ぎで不幸な人」と「ほどほどでも幸せな人」の決定的な違い

これまでの人生でそこそこの収入を得て、一定以上の資産を築いたとしても、決して幸せとは言えない人がいます。

その一方で、ほどほどの収入でほどほどの資産でも十分幸せという人もいます。

その違いの一つは「経験にお金と時間を使ったかどうか」です。

年齢が高くなればなるほど「お金から"価値"を引き出す能力」が衰えます。

資産形成がある程度上手くいっているのならば、40代後半以降はお金を経験に使うことも意識したほうがよいでしょう。

資産増加のペースは落とし、やりたいことを見つけ、死ぬまでの思い出作りにお金と時間をかけるべきです。

まだ老後に向けて十分な資産がない人は?

ただし、『DIE WITH ZERO』の考え方は誰もが当てはまるわけではありません。

分かりやすいところで言うと、まだ老後の資産が全然確保できていない人。

童話「アリとキリギリス」で言うところのキリギリス型。

この手の人はこれから資産形成をせねばなりません。

今まで使いすぎた分、これから長い老後のために必要な資産を計算して貯めるべきです。

自分で計算して老後に必要な金額を算出するのがポイントです。

まとめ

以上『「老後のため」に一生懸命お金を貯め続けた人の“残念な末路”』でした。

いかがでしたか?

「ゼロで死ぬ」は現実的には不可能だと思いますが、理念としては素晴らしい考え方だと思います。

老後を考えると、ついつい「今」を犠牲にしがちです。

しかし私たちは「今」を生きているわけで、「今」を充実させない手はありません。

老後を見据えるのはもちろん大事ですが、同等かそれ以上に「今」のことも考えるべきではないでしょうか。

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