老後資金のための資産形成プランを持っている人の割合は20~30代で6割、40~50代は?

老後資金のための資産形成プランを持っている人の割合は20~30代で6割、40~50代は?

どうも。『毎日が祝日。』いわいです。

今日はネットで見かけたこちらの記事から。

老後の不安は語り始めたらキリがありません。

特にお金の不安を抱えている人は多いでしょう。

今回は「マネーキャリア」を運営するWizleapが実施した20~50代の男女1000名を対象にした「資産形成についての意識調査」をベースにした記事となっています。

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老後不安の原因、トップはやはり「お金」

まず「人生100年時代に不安があるか」という質問に対し約9割(88.2%)の人が「不安がある」と回答しました。

大半の人は老後に不安を抱えていることになります。

次に「人生100年時代に不安がある」と回答した人に対し、「人生100年時代において何が不安か」ということで用意された項目について不安のある・なしを聞いたところ、以下のような結果になりました。

人生100年時代で不安のある項目

1位は「お金」で実に91.4%もの人が「不安がある」と回答しました。

続いて「健康・病気」が88.0%となりました。

3位の「仕事・キャリア」が74.5%ですから、老後不安の根源は「お金」と「健康」にあると分かります。

お金の不安の中で最も不安なもの、1位は「老後の生活資金・年金」

では「お金(収入・貯蓄・資産形成)について不安がある」と回答した人に「最も不安なもの」を用意された選択肢の中から回答してもらったところ、以下のような結果になりました。

老後のお金に不安のある項目

現役時代から「老後の生活資金・年金」に不安を抱えている人が多いことが分かりました。

ただし本当に老後の生活を追い込むことになるのは生活費や年金ではないことが見落とされています。

選択肢もちゃんと用意されていなかったように見えますが、「医療費」「介護費」「住居費」の3つのイレギュラーで発生する費用が実は重要です。

まだ認識できていない人が多いようなので、ぜひとも覚えておくべきです。

資産形成プランを持っている40・50代は約4割

続いて「老後2,000万円問題に危機感があるか」「資産形成を行っているか」を質問したところ、以下のような結果になりました。

「老後資金2000万円問題」に危機感がありますか?

「老後資金2000万円問題」に危機感がある人は約8割、そして資産形成を行っている人は約7割という結果になりました。

7割が資産形成をしているとはなかなかの割合ではないでしょうか。

そして自分なりの資産形成プランを持っている人の年代にも注目です。

なんと20代・30代のほうが40代・50代より多いことが分かりました。

若い人たちは私のような40代よりお金を貯めようという意識が強くなっているのかもしれません。

老後は2000万円では足りないと思っている人が8割以上

そして「老後に必要な資金の総額イメージ」を調べたところ、以下のような結果になりました。

老後に必要な資金の総額イメージ

老後に必要な資金は8割以上が2000万円以上の金額を回答しました。

上は1億円以上で6.8%もいます。

こちらは考え方の違いの可能性があります。

仮に夫婦二人世帯で1ヵ月25万円の生活費で暮らす世帯がいるとすれば1年で300万円、35年間で1億500万円になる計算です。

これ、年金を考慮していないことにお気づきでしょうか。

世帯によっては年金をあてにせず、1億500万円を全額自力で捻出して用意しようと考えているかもしれません。

仮に夫婦二人で毎月20万円の年金を受け取れれば不足分は月5万円で済みます。

1年で60万円、35年間で2100万円と「老後資金2000万円」とほぼ合致します。

ただし、ここに先ほど挙げた「医療費」「介護費」「住居費」が上乗せされると考えると2000万円どころの騒ぎではなさそうです。

そう考えれば老後資金は少なくとも3000万円は確保しておきたいところです。

まとめ

以上『老後資金のための資産形成プランを持っている人の割合は20~30代で6割、40~50代は?』でした。

いかがでしたか?

悠々自適とは程遠い老後になりそうですが、これもまた現実です。

残念ながら40代世代が生きているうちは老後の生活の改善の見込みはないでしょう。

だからこそ自力でなんとかするしかありません。

20代・30代を見習い、「なんとかなる」という意識を早く捨て、対策を講じ始めるべきです

以下関連記事です。

老後破綻を避けるために40代がやるべきことをまとめました。

老後資金は「医療費」「介護費」「住居費」に左右されることは見落とされがちです。

老後のお金が不安なら長く働くことを考えてみるべきです。

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