思い当たる人は要注意!投資初心者がやりがちな「失敗あるある」3選
どうも。『毎日が祝日。』いわいです。
今日はネットで見かけたこちらの記事から。
投資初心者向けの記事なのですが、ちょっと気になる点があり今回取り上げてみました。
それでは記事の中身を見ていきましょう。
投資初心者がやりがちな「失敗あるある」3選
まずは記事のタイトルにある投資初心者がやりがちな「失敗あるある」3選とは以下の3です。
1.予定していた以上の金額を投資に使ってしまう
2.「損切り」できないまま損失が拡大していく
3.結局、いつまで経っても始められない
うーん、ちょっと違うような気がします。
ポイントになるのは「投資手法」です。
1と2については短期投資を対象としているような気がします。
厳密に言えば1は長期の積立投資にも当てはまりますが、積立投資は基本的には毎回同じ金額です。
よってそこまで多くの人に当てはまるとは言えないでしょう。
問題は2です。
これこそまさに短期投資です。
予測した株価の動きとは逆になり損失が生じ、さらに損失が拡大する。
よって損失を拡大しないよう「損切り」するのはよくある手法です。
しかし最近の投資初心者は積立投資から始める人が増えています。
積立投資は目先の株価の変動は気にせず、淡々と積み立てるのみです。
読む側に求められる「記事の取捨選択」
本来であれば記事を書く側が「これは長期投資の話」「短期投資向けの話です」といった具合に立場を明確に示すのが筋だと思います。
しかし残念ながら現状そうはなっていません。
よって読む側が情報を取捨選択する必要があります。
ただ、投資初心者が「これは長期投資向け」「これは短期投資の話」と区別するのはなかなか難しいはずです。
かなり酷なことを言っていますが、現状分かれていない以上仕方がありません。
同じ投資でも長期投資と短期投資では勝ち方が異なります。
自分の投資スタンスを理解した上でネット上の記事を参考にしなければなりません。
投資しないことが機会損失となる時代へ
今回の3つのあるあるのうち、3つめは考える必要があるでしょう。
記事の中では3つ目の理由は以下のように書かれています。
なぜなら、投資をするうえでは、失敗をすることも含め、「経験すること」が未来の結果へとつながるから。そしてもうひとつ、「早く始めること」が、大きく資産を増やすうえでとても重要だから。
この中で1つ目の「経験」については正直意味不明です。
別に投資を経験しようがしまいがそれは関係ないと思います。
重要なのは、まだ投資を始めていない人は将来資産が目減りすることを受け入れるのと同じである点です。
最近の物価の上がり方はこれまでと比較して尋常ではありません。
物価が上がるということは現金の価値が下がることを意味します。
そして銀行預金だけでは低金利すぎて物価上昇に追いつかず、資産は実質減少することになります。
よって資産を増やす可能性のある投資をおこなわないと資産の目減りを回避できない現状があるのです。
もちろん投資は必ず資産が増えるわけではないため、もしかしたら投資しないほうがよかったという未来が待っているかもしれません。
それでも経済成長に賭けて投資をしておいたほうがよいというのが昨今の流れです。
そして投資を始めるなら少しでも早く始めたほうがよいです。
複利の効果を考えるならば、投資は早く始め、長い時間を味方につけることが大事です。
こちらは長期・分散・積立投資ならではです。
つみたてNISAやiDeCoを始めようと迷っている人であれば、早めに始めたほうがよいでしょう。
まとめ
以上『思い当たる人は要注意!投資初心者がやりがちな「失敗あるある」3選』でした。
いかがでしたか?
私はつみたてNISAを利用していますので、長期・分散・積立投資の話がメインとなります。
短期投資で勝つノウハウは持ち合わせておらず、負けた経験しかありません。
だからこそ長期投資に辿り着きました。
長期投資の初心者の方に役立ちそうな情報を提供していければと考えています。
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